いつも消えちゃいそうで
うまく思い出せないの
もしも今夜会えたら
君はどんなふうに笑うかな
見透かされちゃいそうで
目も合わせられないの
同じように笑えない
僕をつまらないと思うかな
雨が止んだ時計屋の軒先に
君が顔を覗かすような気がしてさ
投げ出された夜の中ふたり
僕ら最後に何を見ていたのかな
結末なんて
きっと起きたら忘れちゃうけど
水溜まりの影と僕ふたり
肩を寄せて歩いていけたらな
さみしいなんて
きっと思いもしなかったのに
風が水面を揺らして解けてく
影が消えてそこにいるような気がしてさ
救えないよな
投げ出された夜の中ふたり
僕ら最後に何を見ていたのかな
結末なんて
きっと起きたら忘れちゃうけど
硝子窓の君と僕ふたり
僕は最後まで君を見てるのかな
会いたいなんて
二度と願わないでいたいのに
- 作詞
小宵
- 作曲
貝と蜃気楼
貝と蜃気楼 の“雨夜”を
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アーティスト情報
貝と蜃気楼
耳を劈く轟音に物語性の高いリリックを乗せて鳴らすオルタナティヴ・ヘヴィ・ロックバンド。そのサウンドはスラッジコア、ブラックメタル、ハードコアパンク、シューゲイザー、USインディーなど様々な音が渾然一体となった唯一無二のものだ。メンバーは、小宵(Vo)、KYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶ(Gt)、ヨシキ(Gt)、MiNT(Ba)、634(Drs)の5人組。その内、小宵とKYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶの2名がVtuberという異色の構成だ。2022年4月に1st EP『人魚の骨』、同年10月に1st Album『七日目の街』をリリースし、また2022年5月にはおやすみホログラム主催のライブ「打奏驚蛇」に出演、同年12月にはレコ発ライブ「七日目のパレード」を主催するなど、ステージパフォーマンスにも力を入れており、破壊的な演奏が評価されている。最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文がホストのpodcast AVMTのVOL.36にて1st Album 所収「安息日」が週のプレイリストに選曲されるなど、その存在感はあらゆる音楽シーンにおいて日々いや増しつつあり、今後も決して目が離せない。
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