それは名前のない
小さな町の便り
果報寝て待つほど優雅じゃない
力技も要るだろう
それは前ぶれもなく
小さく夢が軋む
魔法かけられたふりも飽きた
ボイスメモにモノローグ
砂を噛むよに
しかめ面はもう見抜かれている
待ち焦がれたふりで
ああ、忘れものを探しにしばらく
さあ!車飛ばしてあの町へ…
それは紛れもなく
風が運ぶ便り
嘘がふわふわと舞い上がる
手遅れにならぬよに
ボイスメモにゃエピローグ
砂が目にしむ
今以上、はもう無いかもしれない
寄る年波に飲まれ
ああ、探し物もぼやけて霞んで
今以上 それ以上
愛しておくれよ
さあ!タイムワープであの場所へ
- 作詞
寺田貴彦
- 作曲
寺田貴彦
ブックエンズ の“半世紀過ぎの男”を
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ファーストフルアルバム『はじめてのブックエンズ』をリリースして、ちょうど1年。今回もまたまたポップなブックエンズの5曲入りEPが春の訪れと共に届きました。
愛猫とのエピソード、そして永遠の別れ。感情を抑えつつも、それが余計にエモーショナルに響くタイトルチューンは今までには無かった新機軸と言えるでしょう。
今回もふたりのソングライターの際立つ個性と、こだわりの音像であなたのお耳を楽しませること間違い無し。
アーティスト情報
ブックエンズ
寺田貴彦(dr&vo)中藤世以(vo&G)野々村芳嗣(key)平田剣吾(Bass)2015年結成。それぞれ長きに渡って別々のバンドで活動してきた、中藤・寺田、2人のソングライターを擁するポップバンド。それぞれの個性にあふれた楽曲は、時にはキャッチー、時にはマニアックな魅力で貴方を楽しませてくれることでしょう。
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