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ストーリーの中から、言葉を抜き出す作詞の作業は、限られた文字数のワンワードの背景に多くの意味と情景を入れ込む作業でもあります。この曲は歌入れ間際まで詞を書いていましたが、マイクの前に立つと、不思議と全てしっくりとメロディーに乗りました。とても切なく悲しい別れの曲です。曲だけ聴いていても、ちょっと重く暗さを感じるですが、そこに引きずられないように気をつけた曲です。でも、歌っているうちにどんどん好きになり、何回でもずっと歌っていたくなりました。同じ場所に立ち、同じものを見ても、感じ方や受け止め方は人それぞれですね。その時の自分の気持ちによっても、見方や感じ方が変わってしまう。音楽だってそうですね。
ソロシンガーとしてキャリアをスタートし、様々なアーティストのレコーディング、バッキングミュージシャンとして活動していた森だが、その後長年にわたり多くのアーティスト、アクター、モデルやナレーター達に歌や声、言葉の表現についてのディレクションやプロデュースに携わっていた。 音楽活動を再開し、独自の詞のストーリーと、それぞれの曲の世界を表現する歌い手として、聞き手の心の中にそれぞれのシーンを描いて届けて行く。
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