「甘雲曲第90番 / 上」のジャケット写真

歌詞

メトロ・ファンタジア

ドレミ・ファ

浴槽を溢れ出した私は、生臭さが漂う塩水の中で

-No.3173-の身体に入る呪術を成功させてしまった。

ねえ…私を閉じ込めて連れ出してよ。No.79136…

花霞、咲る。式日。帰りたい。

降り続く歴史、反軍の中を、掻き分ける。

鳥が澄んだ声で歌う。賛美の化身。

嗚呼…何方が現世か…

-1- 数え終わる直前に寝床に着いた。

魔法の様に、未だ、終わらない悪夢と数唄。

相俟った猛毒で侵食、目覚めない身体に為て。

「もうちょっと…」「ほんのちょっと…」

幸福の”空”に、溺れた儘でいたいよ。

って、あの子はきっとそう願ったんだろうな。

約束を忘れ始した私は、焦臭さが漂う白蜜の中で

-No.3173-の身体の儘でいいからって懇願したんだ。

ねえ…私を抱き殺めて連れ出してよ。No.79136…

風歪、吹る。結髮。解きたい。

引き続く乾咳。暗雲の気配、立ち込める。

月が優雅に麓を照らす。賛美の下命。

嗚呼…其方が常世ね…

-2- 数え終わる目前に何処に堕ちた。

魔法の様に、未だ、終わらない肉声と子守唄。

重なった皮膚で混濁、気付かない瞬間に殺て。

『ねえちょっと…』『ほんのちょっと…』

真実に気が付くまで、後少しだけ隣にいてよ。

なんて、私にはきっと言う資格が無いんだろうな。

翳み、瑜伽む、アビスの果実。は、尽きる。

明きる、暗い、降り止まない正夢に苛まれた。

奈落の底、生る。深海。溺れたい。

忌み嫌う、碧天。難文の問を解き終える

鱗、擂る、小鉢。耽美派の賛美歌。

嗚呼、此方が隠世だ…

ねえ…午前零時、安眠りに着く頃に、

餞として接吻を添えてくれませんか。

擦り減った生命で繋縛、終わらない記憶に成て。

『もうちょっと…』『ほんのちょっと…』

生きていたいよ。

-3- 数え終わる寸前に魔法を掛けて。

約束の様に、未だ、終わらない時代と童歌。

澄み切った”海”で少しだけ泳いでもいい?

後、消失さない様に、此処に居てもいい?

「ねえちょっと…」「ほんのちょっと…」

って、あの子はきっと上手に言えるんだろうな。

『私の”空”で溺れませう!』

「僕の”海”に両手を広げて飛び込んでごらん!」

※此の海に成る君に”アナスタシア”って、名を付けよう。

  • 作詞

    heartphilia.E.merrybell

  • 作曲

    heartphilia.E.merrybell

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