高速のインター降りて
バイパスで葉山に向かっていく
混雑した路地抜けると
見慣れた海の家が並んでいる
風が読めないディンギーの帆が
空回りしている
話す言葉が見つからない
シチリア料理店に入る
僕はペンネで君はリゾット頼む
サラダのことでいつも揉める
生ぬるい風にスカート衣擦れる
忘れ物探しに暑かった夏の記憶を
波風が立つと知りながら
あいつとジュリエッタに乗って
謎解きに出かけた
聞き取りする私立探偵のように
ぎこちなく指の隙間からこぼれる
砂が風に消えて元から何も無かったように
空が色づき始めた
夕凪が終わり涼しい風が
君の長い髪が茜色の風になびく
隙間に灯台の陽がともる
君とジュリエッタに乗って
焼ける砂浜には
美しすぎる君の影が走り去る
今気づいたことを言うよ
僕は君に憧れていたんだ
その笑顔に
バックミラーに映るほどの思い出がある
君が選んだこの車も
- 作詞
鐘呼 竜太郎
- 作曲
鐘呼 竜太郎
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あいつとジュリエッタNO.2
鐘呼 竜太郎
夏の湘南海岸と恋愛がテーマですね。1980年代の音をイメージしています。