Lyric

すぐわかるだろって思ってた

毎日の意味だとか

歯止めない優しさの理由とか

なんだか形を持たない思いが

日々を縫っている

かっこつかない歌ができたりする

午後の予定をほっておいて

家に帰ってきて

ぬるいコカ・コーラの残り

甘すぎだわって呟く

ずっとこのままなんて

ちっとも望んじゃいないけど

いつか消えちゃうとか

もう大人だよとか

そればっかり

もう支度のできていない

旅は終わりなんだろ

外は電車の音

錆びついた歩道橋

狭い路地に咲いた花

遠くに走ってく電車が

銀色に光ってる

あの街に今日もたくさんが

生きるために行くんだな

角の花屋も交差点に

あったはずの魚屋も

全部なくなったんだな

何も見えてなかったな

あの時代を生きた

バンドも言っていたみたいに

「楽園なんて あるわけない」

んだろうな

都市の明かりが窓の

外から私を見つめてる

ありがちな言葉並べたみたいに

綺麗すぎる

もう支度のできていない

旅は終わりなんだろ

外は電車の音

錆びついた歩道橋

狭い路地に咲いた花