そうか、僕はのジャケット写真

歌詞

あの子

ふじたゆかり

赤い目をしたカマキリが

僕らの町を見下ろして

夕飯支度のあの家も

橙色を窓に染める

捨てられないな 小高い丘

ガラクタばかり降り積もって

僕に手を振るあの子なら

今も僕を笑ってくれるかな

今日も同じような日を

過ごしていたよ 君はどう

夢みてたような大人には

なれやしない このままじゃ

日暮れた丘で眺めてた

空も今では違うかな

ラムネの瓶で見上げても

涙で滲む 月もみれん

あの子は彼と消えたまま

三年経って会えぬまま

欲にまみれた この世界さ

もうじき僕も

息絶え消えるだろう

飛んで消えた命など

いらないと言う 口揃え

燃え縮れた心では

生き続けてはいけない いかない

大丈夫 覚えてるよ

誰も忘れてはいないよ

ただ 笑う君にもう一度会いたい

それだけ それだけ

  • 作詞者

    ふじたゆかり

  • 作曲者

    ふじたゆかり

  • プロデューサー

    ふじたゆかり

  • グラフィックデザイン

    ふじたゆかり

  • ボーカル

    ふじたゆかり

  • ピアノ

    ふじたゆかり

  • ソングライター

    ふじたゆかり

そうか、僕はのジャケット写真

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誰しもがいつか迎える“その時”。
その瞬間を丁寧に描いた「そうか、僕は」を表題曲とした作品。

手に入れた幸せの儚さを映し出す「マドモアゼル」、
生きることの鬱屈と淡い光を描いた「あの子」。

世界の苦しさと美しさを、ピアノと声だけで表現しました。
心を洗い流したい時に、そっと寄り添う音楽です。

アーティスト情報

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