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歌詞

最後の言葉

najuta

伝わらない言葉が 彼の頬を伝って落ちた

僕はそれを見ていた

数え切れない光が 彼の胸を通り過ぎた

僕は視線を落とした

惑星の憂鬱 移りゆく季節

終わりのない痛みが 胸を刺す

僕たちの憂鬱 悠久の落日

穏やかな日々が 僕を刺す

浅い眠りの醒めない畔りで

祈りだけが虚しく響いている

聞こえている

伝わらない言葉が 彼の頬を伝って落ちた

僕はそれを見ていた

数え切れない光が 彼の胸を通り過ぎた

僕は視線を落とした

惑星の孤独 全てに届く

悲しい歌が耳から離れない

僕たちの孤独 閃光は遠く

僕の住む街には届かない

情熱は冷めないままに

その色を失ってしまった

無くしてしまった

導けない答えが彼の喉につかえていた

僕はそれを見ていた

ひとひらの理想が彼の手からこぼれ落ちた

僕はそれを拾った

いつかこの願いが届く時が来ても

僕はもうここにはいないと思うけれど

それはそれでいい

伝わらない言葉が 彼の頬を伝って落ちた

僕はそれを見ていた

数え切れない光が 彼の胸を通り過ぎた

僕は視線を落とした

  • 作詞

    tano shirou

  • 作曲

    tano shirou

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najuta(ナユタ)によるファーストアルバム『e.p.76』
2020年12月22日、京都/ベルリンを拠点とするインディペンデントレーベル、nosh ratioよりリリース。

作詞作曲を手がける京都在住 tano shirou を中心に、共同制作/編曲に様々なアーティストを迎え構成される音楽プロジェクト、najuta。

ファーストアルバムとなる本作には、プロデューサーにドイツ・ベルリンを拠点に活動するsub-tle. (Klaus Dinger + Japandorf, onpa))))), Grönland Records) を迎え、共同制作/編曲に北 航平 (coconoe, PROGRESSIVE FOrM, NATURE BLISS)、ミムラシンゴ (coconoe, PROGRESSIVE FOrM)を、M2, M12ではヴァイオリンに山根星子(Tangerine Dream, Jane Birkin, Tukico etc)、ギターに内橋和久 (イノセントレコード, アルタードステイツ, マハンニャワ, 維新派, etc)らが参加。

Sebastião Salgadoをモチーフとした M1 “セバスチャン”、Francisco de Goyaの「黒い絵」 をモチーフとした M12 ”暗闇に絵を”など、エレクトロ / フォークトロニカ / ジャズ / アンビエント / コンテンポラリーを経て語られる独自のJ-POP世界を描く全12トラックを収録のフルアルバム。

2020年12月22日、Apple Music, Spotify, deezer ほか各プラットフォームにて配信リリース。

リリースに合わせ、ドイツ・ベルリンで活動する写真家・金瑞姫の撮影・編集、sub-tle.のプロデュースによる「暗闇に絵を」「最後の言葉」のミュージックビデオが YouTubeにて公開。

アーティスト情報

nosh ratio

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