e.p.76のジャケット写真

歌詞

行キ先知レズ

najuta

上弦の月が僕らを睨みつけて

行く末を案じて諭している

翼を閉じて浮かぶ水鳥の群れ

飛び立つことなどできない

灯台の下に隠れて

遠くを照らす灯と

時の隙間の青さに怯えたけれど

いつか僕らのたどり着こうと

している場所はどこですか

芝生の枯れかけた公園

急行の止まらない駅

たとえそこがどこだとしても

その全てを受け止めよう

トンネルを抜けた先は

始まりと何も変わらないまま

のんびりと流れる雲に

答えを押し付けても

何も答えてくれないことなど

解っている

いつか僕らのたどり着こうと

している場所はどこですか

ビー玉の向こうの光源

雪解けまだ遠い春

たとえそこがどこだとしても

そう全てを受け止めよう

トンネルを抜けた先は

いつまでも何も変わらないまま

いつかこの暗い夜空に

朝が始まりを告げて

また自由に歩いていけたらいいのに

  • 作詞

    tano shirou

  • 作曲

    tano shirou

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najuta(ナユタ)によるファーストアルバム『e.p.76』
2020年12月22日、京都/ベルリンを拠点とするインディペンデントレーベル、nosh ratioよりリリース。

作詞作曲を手がける京都在住 tano shirou を中心に、共同制作/編曲に様々なアーティストを迎え構成される音楽プロジェクト、najuta。

ファーストアルバムとなる本作には、プロデューサーにドイツ・ベルリンを拠点に活動するsub-tle. (Klaus Dinger + Japandorf, onpa))))), Grönland Records) を迎え、共同制作/編曲に北 航平 (coconoe, PROGRESSIVE FOrM, NATURE BLISS)、ミムラシンゴ (coconoe, PROGRESSIVE FOrM)を、M2, M12ではヴァイオリンに山根星子(Tangerine Dream, Jane Birkin, Tukico etc)、ギターに内橋和久 (イノセントレコード, アルタードステイツ, マハンニャワ, 維新派, etc)らが参加。

Sebastião Salgadoをモチーフとした M1 “セバスチャン”、Francisco de Goyaの「黒い絵」 をモチーフとした M12 ”暗闇に絵を”など、エレクトロ / フォークトロニカ / ジャズ / アンビエント / コンテンポラリーを経て語られる独自のJ-POP世界を描く全12トラックを収録のフルアルバム。

2020年12月22日、Apple Music, Spotify, deezer ほか各プラットフォームにて配信リリース。

リリースに合わせ、ドイツ・ベルリンで活動する写真家・金瑞姫の撮影・編集、sub-tle.のプロデュースによる「暗闇に絵を」「最後の言葉」のミュージックビデオが YouTubeにて公開。

アーティスト情報

nosh ratio

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