歌詞

こんな暗い空でさ

ずぶ濡れで泣き喚いたって

人を信じられた

過去など戻るわけがない

大人になるほど

見たくないものが増えてゆく

人を知らない あの頃がただ

煌めいている

♪

雨が上がる先の静けさまで

その傷は最後には

僕の強さになる

雨に溶けてくれない苦しみも

僕らは意味を知る

僕らは大人を知った

♪

こんな事もいつか

笑い話になるから

なんて言葉

今は少しも分からないけど

「五月の蝉」を聴いたあの頃の僕が

壊れないよう

生きるのが精一杯だった

憎しみも

怒りも

汚さも全部

幸せな感情を飲み込んでしまうから

いらないよ

もういらないよ

もう一度信じさせて

雨が上がる先の静けさまで

その傷は最後には

僕の強さになる

僕らなりの歩き方で

僕らなりの人の信じ方を

雨が上がる先の静けさまで

その傷は最後には

僕の強さになる

雨は今は淡く五月雨

きっとこの先も何度だって

僕は大人を知った