透澄オプスキュリテのジャケット写真

歌詞

歌葬歌

BΣretta Crossrain

初めは些細な違和感だったの

貴方への思慕 包む靄のような何か

疑うかのように繰り返す度に

いつしかその行為を苦しいと感じた

若く青い春も夜の静けさも

全てを貴方に捧げてきたわ

貴方を感じてまた虜になって

生まれた意味さえ知れたたはずなのに

掠れ締まる喉から吐き出した紛い物は

厭わしい雑音のようで耳を塞いだ

誰より愛した貴方の恐ろしい姿に

目を背けたその日の夜に 貴方は死んだ

棺に咲き溢る白百合を手向け

哀悼を慟哭のような詩にしたなら

貴方は許してくれるのでしょうか

酷く鈍くて愚かな私のことを

詠み人知らずの口穢い謗りや

痛も徒疎かな品定めは

貴方の薄氷のような心を傷つけ

血を流させるには十分鋭利だった

いいえ、

本当は夜明け前には気付いていたの

愛憎はいつだって表裏一体だから

一寸の過ちで歯車が狂いだすと

独り善がりなこの愛慕が 貴方を殺めた

嗚呼、私が貴方を殺めた

  • 作詞

    BΣretta Crossrain

  • 作曲

    342

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