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本作は、2000年代ニューヨークのガレージロック・リバイバルへの直系的なオマージュを感じさせる、ソリッドなインディー・ロックです。絡み合う2本のギター・アンサンブル、パンチの効いたベースライン、そして装飾を削ぎ落としたタイトなドラムが、スタイリッシュな都会の夜を演出します。
「エンドロールが流れるまで踊らせて」という切実な願いを、あえて冷めた(クールな)ヴォーカルで歌い上げるダイナミズム。煌びやかなネオンの裏側にあるメランコリーを、歪みすぎないギターの鋭いカッティングで描き出しています。ブリッジでの複雑なシンコペーションから、カオスでありながらメロディックなギターソロへと突き抜ける展開は、壊れかけた人々が放つ「真実よりも美しい光」を象徴する、本作のハイライトです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。