歌詞

改札前

人波を避けて

学生たちが約束を取り付ける

誰もが道の途中で出会い別れを悔やみ

たまに天使の迎えをねだっているよ

期待を寄せ

唇を噛み

目的地へと線路を乗り継ぎながら

アルコールが呼び込む仮死状態や

長続きしない沈黙に思い馳せている

慰めにもならない new songs

歩行者天国は足場もなく

裏切りの数だけ現れる若き代弁者たち

また一人吸い尽くされちゃったみたいだ

自分自身になりたい奴なんて

きっとここにはいないんだろう

「別に本気じゃないよ」って

店のJAZZに埋もれかけたその声

誰が悪いかなんて

今更どうでもいいことなんだってさ

なんか分かる気がして

なにも分かってないフリをした

居眠りを続けるこの街で

イマジンは耽美な歌の曲線をなぞるだけさ

離れない

君の声が離れない

甘ったるいガムを噛みながら

沈みゆく空を見ている

There's no heaven

Post no future

取るに足らない悲しみは排水口の中

洗い流すシャワー

響く真夜中

誰かになりたいんだか

いや、なりたくなんてないんだか

本当はよく分かってない

ただ胸をすく言葉を求め

腐っても目に飛び込んでくる文字

ビタっとくっついた悪意とアイロニー

永遠を持たない奴らが

“永遠に来ない”なんて口々に

本当は心の奥底で願う

なにもかも巻き込んだ跳躍を

ぶち抜いていける魂の炸裂を

革命的

時にそれは麻薬的

冷ややかなアングルが

僕の歌声を引き裂くのだ

聞こえない

誰の声も聞こえない

壊れちゃった世界で

誰もが憂いてた未来を生きています

There's no heaven

Post no future

Post no future

Post no future