歌詞

電車の中で　考えていた

夕焼け見ながら考えていた

淡い幻想と

密やかな夢を抱き始めていた

毎日毎日同じ日々

仕事と家の往復の日々

責任だけが増えていく

役職だけが上がってく

昭和生まれの働きバチの『普通』の日常物語

このままの日々でいいのかな

そんな考えでさえ埋もれてく

机の奥に隠してた

昔、描いてた夢ノート

15年も前の私の

夢を集めた魔法のノート

大人になったのが嬉しかった

自由になったのが嬉しかった

毎日毎日笑えると最初は思っていたはずなのに

でもいつからか　どこからか

そんな日々ではなくなっていた

大人になったらやりたいと

思っていたたくさんのことは

いつのまにか『普通』にかき消され

いつのまにか封印されていた。

ごく普通の生活を送って

ごく普通に仕事だけをして

趣味とか好きなことはいつか

卒業するものなんだって…

好きなことを続けるのはおかしいの？

いくつになってもやめたくない

そんな時にあらわれたのが

水色猫の魔法だった

大好きなはちみつを食べたとき

甘い香りが広がった

急に始まった生放送

『名前は？』なんて聞かれても

決めてなんかない　わからない

慌てて周りを見回すと

目についた　美容ドリンク

ぜんぜん可愛くないんだけれど

覚えやすいならまあいっか！

『ぷろぽりす』って面白くない？

『普通は普通は…』

決めつけてんな！

『おばさんじゃん』

ばかにしてんな！

『時間がないから』

言い訳すんな！

―有言実行―

第二の身体を手に入れて

バーチャルな空間に飛び込んだ

私は走り出したのだ

進んでいく道はここにある

一般人の私だけど

何の経験もないけれど

自信を持って言えるのは

好きな気持ちと昭和の根性！

絵を描いた　調べた　挑戦した

バーチャルな身体は自作した

私は一番カワイイ私を

自分の力で紡いでく

身体をくれた大好きなママと

支えてくれた先生と

それからこれを見てくれている

大好きなみんなと一緒だから

私は私になれたんだ！！！

一人じゃないと思えたこと

自分を好きになれたこと

ここに生まれてきたことを

全力全開！感謝する！

人よりちょっとはみ出てて

普通が嫌いな私の本音

変わってたっていいじゃない！

いくつになっても夢を見たい！

大人に沢山いわれてたこと

こうじゃなきゃなんてイメージは

なかったことにしてあげる

好きならそれでいいじゃない

そのままの君がいいじゃない

自分が知ってる本当の気持ち

周りの意見がすべてじゃない！

本当の君を見たいんだ！

大好きだからありがとう

たまにミスしてごめんねと

これからもずっと一緒だよって

笑顔で今日も始めるの！

沢山の人がいる中で

私を見つけてくれたこと

私を好きにならなかったら絶対後悔させてやる！

見てて　こっちは一般人

アラフォー魂見せてやる！

みんなでせーので大逆転！！！！

いくぞ！せーので大逆転！

これは、ぷろぽりす幸子の　物語…。