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初めに、DJ KENSEI がステージでこの曲のビートのみをかけているのを聴き、制作に至った。本田Qさんの祭り囃子と有機的なエレクトロサウンドは新しい何かだった。たまたま見かけた「ざくろの色」という映画から、さらにはあるブルースシンガーとの出会いから、この曲には人生、生を苛烈に生きる者達、その美しさを表現したいと思った。必然だろうが、"ひょっとこ" という存在にも被り、改めてそのような生き方への憧れを認めた。
Text : YUIMA ENYA
Cover photo : DJ KENSEI
YUIMA ENYA は18歳でNYへ渡り、The New School for Jazz and Contemporary Music でジャズボーカルを専攻。学校外では舞踏のスタジオに通うなどし、様々な表現や音楽を吸収しつつ独自の感性と幅広い表現力で作曲活動を開始。ジャズやワールドミュージックを現代のビートへと昇華することを得意としている。 2022年にファーストソロアルバム「MALAKA」をストリーミングと共にレコードで発売。フィーチャリングボーカルとして TAMTAM と CAT BOYS に参加。2020年にリリースされた CAT BOYS の7-inch single「Feel Like Makin' Love (カバー)」は2000枚を売り上げている。 現在 YUIMA ENYA が参加しているバンド、SUPER CATS と Thiiird Place はそれぞれ2024年4月と5月に1stアルバムをリリース。同年5月には、DJ / トラックメーカーの重鎮 J.A.K.A.M. as JUZU a.k.a. MOOCHY との衝撃の初コラボ作品「矮大 Waidai」をデジタルリリースした。 2025年1月に、YUIMA ENYA と J.A.K.A.M. による共作第二弾「謳歌 Ouka」を発表。そして、旧暦の元旦となる1月29日には日本を代表するトップDJの一人である DJ KENSEI との入魂の初コラボレーション楽曲「ひょっとこ Hyottoko」をデジタルリリースし、いずれも大きな話題を呼んでいる。
東京都出身。80年代半ばよりDJと制作活動を開始、黎明期のジャパニーズヒップホップシーンの最深部から活躍し、多彩なセレクト / サウンドコントロールによってオリジナルな音空間を創り出す。それらを反映する音源を DJ KENSEI、Indopepsychics、Kemuri Productions、Banana Connection、Final Drop、Outerlimits Inc.、Nude Jazz、Coffee & Cigarettes Band、OMA'N'SEI、Ispaar Band、Colorful House Band、KOKENSHOW、LOOPS など様々な名義 / プロジェクトのもと、レコードやCD、カセットテープで多数リリースしている。制作やDJのミキシングにおいては、エレクトリックな音源であっても有機的なグルーヴと感覚を重視している。近年、無重力セッションでの活動や、青山蜂で第5木曜日に開催されるパーティー Open to Last、そして sorameccer sound design という多次元的にサウンドやアートに落とし込むレーベルも行なっている。
YUIMA ENYA / Sarasvati Music Ashram