夏のサルタートのジャケット写真

歌詞

夏のサルタート

細井鳴り

曖昧になぞった僕を繋ぎ止めていた

その余白に音だけ

曖昧に笑った君が隠すその意味は

その瞳の奥にだけ

繋いだ手 君の賽の目 進む

夏の上に立つサルタート

塞いだ目 君の足した絵 滲む

いつか夢をまた描くのなら

この夏からがいい

僕はずっと思っていた

ただ君の立つその弦の

揺れるまんま あなたのまんま

響く旋律はただ夏を

すっとなぞっていた

ただ日々が裂くこの僕らの

流れるまんま 季節の真ん中

離れるメロディは 何一つない。

曖昧に習った僕の進むべき道は

僕以外のことだけ

曖昧に嫌った言葉 阻むその意味は

紡いだ音 絞り出したA 翳す

木漏れ日に揺れるサルタート

夏だね 手を離すまで 歌う

夏の雨に咲く花のような晴れがそっと

降り注いで欲しい

晴れだね 雨だね

繰り返す夏だね

晴れだね 君がね

変わらない 変わらないよまだ

僕はずっと思っている

ただ君の立つその線に

触れるまんま 変わるまんま

響く心音がただ夏を

すっと飾っていた

ただ終わりに向かうこの僕らの

離れるまんま 奏でる真ん中

抱えるメロディは 無駄の一つないから

君に代わるメロディは何一つない、のだ!

  • 作詞者

    細井鳴り

  • 作曲者

    細井鳴り

  • プロデューサー

    細井鳴り

  • ボーカル

    細井鳴り

夏のサルタートのジャケット写真

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