ガードレールに座る君が
嬉しそうに差し出した
携帯電話の割れたガラスに
映る夏の夕凪
色あせた空、見上げ君は
寂しそうに目を閉じた
風のかけらが君の髪を
通り過ぎて溶けてゆく
ほんの少しの言葉だけで
君が消えてしまう気がして
笑うふりをしていたのが
せいいっぱいの
不器用な告白だったよ
駅のホームの自販機の明かり
眩しそうにのぞき込んだ
君の横顔、君のまばたき
遠く蒼く消えてゆく
駆け抜けてゆく時間の流れに
そっとひとり立ち尽くして
旅立つ君にかける言葉を
ぎゅっと握りしめていた。
ほんの少しの勇気だけで
未来を見届けられたのに
さようならという言葉だけが
せいいっぱいの、せいいっぱいの
君の季節が輝いて
ずっと続くこと願っている
風のかけらが君の未来をつつみながら
君の季節が過ぎてゆく
遠く果てに届かないから
さようならという言葉だけが
せいいっぱいの、、、
大好きのつもりだったよ
- 作詞
花束澪
- 作曲
花束澪
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せいいっぱいの。 (feat. 初音ミク)
花束澪
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