歌詞

終わらない苦しみから

逃げられると思ってた

行き場のない気持ちが

救われる気がしてた

死ねば全部終わるから

天国に行きたくて

悲しみのない世界から

この世を見下ろしたくて

そして気がつけば

俺は土の中にいた

ゾンビたちに昨日はない

忘れるべき記憶を忘れ

無理に見つけた幸せを

ネズミみたいにかじるのだ

たまに歩く道の途中に

誰もいない家がある

いつからかわからないけど

昨日あいさつしたような

死ねばその場で夢になり

顔も声も残らない

やがてきっとこの歌も

時に紛れて散っていく

そして気がつけば

俺は一人きりだった

ゾンビたちの明日はどこ

学ぶべき歴史もなく

神に目隠しされたまま

子どもみたいにわめくだけ

もし俺が死んでも

お前は泣いたりしないだろう

だってほら そうじゃないか

ゾンビの葬式なんて聞いたことがない！

ゾンビたちは愛されない

生きてるのかもわからない

誰にも気付かれないままに

子どもみたいにわめいてる

終わらない苦しみから

逃げられると思ってた

行き場のない気持ちが

救われる気がしてた