真打登場のジャケット写真

歌詞

揶揄

星蓮威, R-versal

「上手いこと言いました!」

みたいなMCバトラー

国語辞典2ページ分の

歌詞しか書けないMC

よくわからないことを

押してけてくる年上のクラバー

クラブシーンを全てだと

思い込んでいるDJ

カバー曲で跳ねて

勘違いしている地方タレント

微塵も思っていない文句で

売れようとするダンサー

すぐにやる気失う

口だけのデザイナー

AIにも歌えることしか歌えない人間

根拠なしに売れそうな

慰めを歌うミュージシャン

不出来なライブの怒りを

フリースタイルで

八つ当たりするオッサン

酒とジョイントがなければ

人と仲良くなれないラッパー

HIPHOP齧って

すぐに消えたあの元アイドル

芸能界至上主義のコンプレックス女

授業出ずにインターンシップに

没頭する大学生

プロフィールだけは一丁前な

自称フィルムディレクター

「お疲れ」以外の

挨拶を知らない若者

学力コンプレックスを

抱えている中年

言葉尻を捕まえて

ご満悦なアラフォー

田舎をビジネス道具にする起業家

求めている答え以外

受け付けない中年

アメリカ・ファーストな

アジア人皆様

ドメスティック・ワーストな

日本人皆様

有名人になることが全てだと

思っている現代人

直接的な意味しか

解釈できないお馬鹿

社会問題を利用して

もっと売れたいタレント

流行のために全てを裏切るタレント

バズりたくて

病気持ちを装うYouTuber

動物をビジネス道具だと

思っているYouTuber

途上国で一発当てて

有頂天なオッサン

日本じゃ無能だから海外生活で

アイデンティファイするオッサン

なのに現地の日本人としか

関わることができないオッサン

そしてそいつを取り巻く

金魚の糞ども

スピードは大切じゃない

口だけの政治家

原稿が無いと会見もできない政治家

年功序列と実力主義をズルく

使い分けるパイセン

地元でさえ売れていないのに

アルバム出すアーティスト

  • 作詞

    星蓮威, R-versal

  • 作曲

    AKIRA 5G

  • プロデューサー

    ENVY DROP

真打登場のジャケット写真

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真打登場

星蓮威, R-versal

2021年冬、ついに真打登場。学術的・芸術的・総合的圧倒的。R-versalが、星蓮威と名を改め、スポークンワード・アクティビストとして15の噺で世相を斬る。一方で、あくまでもMC(Move the Crowd)のスタンスは変わらず、寧ろ今作ではその社会運動性が強まった。傷つきたくなければ聞かずにそこでじっとしていればいい。大事なことに気付きたければ今すぐにこの15演目に触れればいい。

アーティスト情報

  • 星蓮威

    Hiphopを軸に活動を続けてきたR-versalが、星蓮威(ほし はすい)と名を改め、ヒップホップ/スポークンワード・アクティビストとして再出発。あくまでもMC(Move the Crowd)のスタンスは変わらず、寧ろその姿勢にはより強い社会運動性が見られるようになった。前衛的かつ詩的な言葉選びと繊細な心情描写を兼ね備えた作品で弊習や前時代的思想に一矢報いる。

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    星蓮威の他のリリース
  • R-versal

    1999年、秋田県秋田市出身。 15歳で立ったMCバトルのステージを皮切りに、クラブから地方のお祭りまで多様なイベントでのライブを行なっている。時にヒップホップファン、時にお年寄りとジャンルも相手を縛らずに魅了してきたステージは彼の独創性を証明する。楽曲もさることながら、リリシストという言葉が実に似合う変態的かつ卓越した言葉選びで、個人的なストーリーに限らず学術的要素をも取り扱う。

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    R-versalの他のリリース
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