真打登場のジャケット写真

歌詞

MY LIFE MATTERS

星蓮威, R-versal

最後の一曲は一体どこから話そう?

このビートもらってから

もうはや一年が経とうとするこの頃

未だに自分のことで精一杯で

痛いことには痛いと

言わずにはいられません

こんな抽象的なことを

歌おうものなら批判が集まる

それでも77億のうち

一部の叫びを預かる

5分50秒の使い方が数ある中

この曲を選んでくれている貴方

サンガツ

ENVY、

今回はこれでいかせてもらいます

折角自分のできることを

見つけたんだから

メロウなラップはあの人たちが

やってくれるから

俺にしかできないことを

とことん最後まで

いつぞやの体調不良を思えば

どの命が自分にとって重いか

皆わかるはずでさ

病は気から?違う

まず向かうべき検診

いっそ全身くまなく

見てもらって得る安心

皆忘れがちのようなんで

言っておくけど

盛大に壊れてからじゃ遅いんだよ

あくまでも大事なのは

未然に防ぐこと

壊れてから直すなんて

非効率で一苦労

さらば定石(上席)

カウンターで火照り

自分のリリックノートは

非売品ベストセラー書籍

これが私の個人主義まるで漱石

あの子にまた来て欲しいな

俺の寄席に

根性論も慰めも無しで聞いてほしい

全体主義も「しょうがない」も

無しで聞いてほしい

こんな脆さ、心細さ、

優しさが唄になる

これで締めるアルバムの

クライマックス

MY LIFE MATTERS

まだ終わっていない旅路

MY LIFE MATTERS

いつ終わるかわからない旅路

他人を説得するんじゃない

自分が納得するんだ

それは一体誰の旅路なの?

詭弁も苦し紛れも無しで

聞いてほしい

権威主義も押し付けも無しで

聞いてほしい

こんな強さ、清らかさ、

優しさが唄になる

これで締めるアルバムの

クライマックス

MY LIFE MATTERS

まだ終わっていない旅路

MY LIFE MATTERS

いつ終わるかわからない旅路

常に繋がっていられる

こんな時代だからこそ

何よりも自分自身を大切に

どこから話したってどうせ一緒か、

ってたまに思う

だけど話さないと何も変わらない

って同時に思う

「痛くても痛いと言うな、

皆痛いから」

そんな痛烈な通説がこだまする

Cruelな世の中

それを内側から暴く令和版菊と刀

でもそんなことやった作品

誰が聞くのかな?

その不安に煽られながら

ここまで来ました

結局やり遂げた、ここで真打登場

帰ろう、自分の拠り所

無いならやり方が

多少荒くても取り戻そう

あの日一喜一憂していた恋心

それじゃこれから

思い描いた未来まで時を戻そう

「感情にさえ筋通せ」

そう言われた気がしたそんな夜に

隠しきれない

違和感がありますように

答えは自分の中にある、と

気づけた夜に

そこに誇りがありますように

不条理に異議を唱えれば

尖っていると言われる

俗に言う「上の人たち」は

そんな俺に顔を顰める

そりゃそう真実を

見抜かれそうなんだから嫌ってる

拡大解釈で手下見つけ威張っている

15曲やっても曲がらなかった

不安になりながらも

これだけは変わらなかった

15曲の演説まるで漱石

今や縦社会の窓際も特等席

根性論も慰めも無しで聞いてほしい

全体主義も「しょうがない」も

無しで聞いてほしい

こんな脆さ、心細さ、

優しさが唄になる

これで締めるアルバムの

クライマックス

MY LIFE MATTERS

まだ終わっていない旅路

MY LIFE MATTERS

いつ終わるかわからない旅路

他人を説得するんじゃない

自分が納得するんだ

それは一体誰の旅路なの?

詭弁も苦し紛れも無しで

聞いてほしい

権威主義も押し付けも無しで

聞いてほしい

こんな強さ、清らかさ、

優しさが唄になる

これで締めるアルバムの

クライマックス

MY LIFE MATTERS

まだ終わっていない旅路

MY LIFE MATTERS

いつ終わるかわからない旅路

常に繋がっていられる

こんな時代だからこそ

何よりも自分自身を大切に

  • 作詞

    星蓮威, R-versal

  • 作曲

    AKIRA 5G

  • プロデューサー

    ENVY DROP

真打登場のジャケット写真

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真打登場

星蓮威, R-versal

2021年冬、ついに真打登場。学術的・芸術的・総合的圧倒的。R-versalが、星蓮威と名を改め、スポークンワード・アクティビストとして15の噺で世相を斬る。一方で、あくまでもMC(Move the Crowd)のスタンスは変わらず、寧ろ今作ではその社会運動性が強まった。傷つきたくなければ聞かずにそこでじっとしていればいい。大事なことに気付きたければ今すぐにこの15演目に触れればいい。

アーティスト情報

  • 星蓮威

    Hiphopを軸に活動を続けてきたR-versalが、星蓮威(ほし はすい)と名を改め、ヒップホップ/スポークンワード・アクティビストとして再出発。あくまでもMC(Move the Crowd)のスタンスは変わらず、寧ろその姿勢にはより強い社会運動性が見られるようになった。前衛的かつ詩的な言葉選びと繊細な心情描写を兼ね備えた作品で弊習や前時代的思想に一矢報いる。

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    星蓮威の他のリリース
  • R-versal

    1999年、秋田県秋田市出身。 15歳で立ったMCバトルのステージを皮切りに、クラブから地方のお祭りまで多様なイベントでのライブを行なっている。時にヒップホップファン、時にお年寄りとジャンルも相手を縛らずに魅了してきたステージは彼の独創性を証明する。楽曲もさることながら、リリシストという言葉が実に似合う変態的かつ卓越した言葉選びで、個人的なストーリーに限らず学術的要素をも取り扱う。

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    R-versalの他のリリース
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