Lyric

好きだったタバコもやめて

汚い部屋も片付けて

貯金もするようになったよ

夢だった音楽もやめて

嫌だった就職もして

せわしなく部屋に着いた

君が望んだなら僕は

いくらでも僕を捨てたけど

そんな君が僕を捨ててちゃったから

僕は捨てた僕が見当たらないの

どこにもいない君に　僕は震えた声で叫ぶ

もう二度と見つかることはないだろう　だけど

「生きる意味を失い　消えゆくことが怖くて」

なんて思う僕も捨てきっていてさ

寂しい夜を抱きしめ合い

「あなたがいないと眠れない」

あの日は遥か彼方かな

君には家族も友人も

捨ててないものに溢れて

僕なんて紙くずレベルだろう

今を切り捨て過去に詰められ

見向きもされなくなった

どこにもいない君に　僕は震えた声で叫ぶ

もう二度と見つかることはないだろう　だけど

身も心も醜く紙くずのような僕を

もう一度拾ってくれないだろうか

捨てきっていた愛を

君と拾い上げた

あのまま拾わず踏まれて蹴られて

ぐしゃぐしゃに潰されてりゃ

どこにもいない君に　僕は震えた声で叫ぶ

もう二度と見つかることはないだろう　だけど

「君の事を心の底から愛しています」

なんて思う僕も捨てきっていてさ

そりゃそうだろ

捨てられるくらいなら捨ててやるの