

マッチを点けて 今日がやっと始まる
湿った薪がじゅっと鳴いて 胸のざわめき まねる
小さなテントの陰 ランタンが揺れている
誰にも見せなかった 弱さまで 照らしてく
焚火の向こう側に
言えなかった言葉が 浮かんでくる
君に話せなかった 本当の自分が
火の粉みたいに 夜空へ飛ぶ
ひとりきりのキャンプでも
ぜんぶ 消えたわけじゃない
くすぶったままの想い まだ ここにいる
マグカップ ぬるくなって 湯気ももう 上がらない
それでも手放せないのは あの日のぬくもり 似てるから
足元 落ちる枝 小さな音に 振り向く
誰かが呼んだような気がして また黙り込む 火を見てる
焚火の向こう側に 笑い合った季節が 浮かんでくる
肩を寄せ合って見た あの星の名前 今も ちゃんと 言えるのにな
ひとりきりのキャンプでは 返事してくれる人はいない
揺れる炎と影だけが そっと うなずいた
星座なんて 覚えきれないけど 君が指さした形は
まだ この目に残ってる (ああ)
あの時 ごめんと言えてたら 今夜の空は 違ってたかな
問いかけても 風が行く
焚火の向こう側に 言えなかった未来が 沈んでく
君と描きかけの 地図の続きだけ 灰の底まで そっと隠す
ひとりきりのキャンプでも 少しだけ 楽になれた気がする
燃え残った心の端を 星明かりに かざしてみる
火が小さくなるたび 君との距離も 遠ざかる
最後の火の粉が消えるまで ここにいる
ここにいる
(Oh)
- 作詞者
武口愛気良
- 作曲者
武口愛気良
- プロデューサー
武口愛気良
- ボーカル
武口愛気良
- ソングライター
武口愛気良

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焚火の向こう側 (原曲)
武口愛気良
ソロキャンプをして焚火を見ながら、過去の幸せを思い出し噛み締める。そんな一コマを歌ってみました。
アーティスト情報
武口愛気良
元・ジャニーズ56歳、元ダンサー、ショーダンサーを経て、50代から始めるソロキャンプでYouTubeで話題になり作詞作曲活動を始める。2021年2月14日に「俺は孤独なソロキャンパー」でデビュー。
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