窓に触れると冷たい 落ち着いた色の青と緑
ドアを閉めて座り込んだ重い瞼の朝
流れる並木 行き交う人々 その数も少なく
自然と広がる空気は 記憶のままで
まだ歩き出して間もない 小さな足跡
右に左に揺れてその場所まで
容易く 見えない明日も過ぎ去っていくだろう
遠く混ざり合うその声が響くこの世界も
いつだって知らずに忘れてしまうから
消えて触れないその時を そっと写して
どうしようもない退屈な全てを洗い流して
もう過ぎ去った雨と 記憶の中へ
また目を逸らして光を塞いでいても
ああ 一人では気付かない
いつまでもこの道をゆっくり見ていたい
その手には変わらない想いを抱えて
どうにかこのまま歩き続けられる
過去に無くしてきた物も今拾い集めて
- 作詞
瀬尾 泰介
- 作曲
瀬尾 泰介
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シンガーソングライターのRIVERSPEY(リバースペイ)が本格的に活動を開始する前の2014年に制作された、1枚目のアルバム。疾走感のあるロックチューンからアコースティックなバラードまで、幅広い曲調のものが収録された実験的な作品。
アーティスト情報
RIVERSPEY
作曲家/デザイナー。ソロアーティスト。 幼少期よりピアノと作曲を始め、同時にイラストや絵、工作など、ものをつくること全般が好きになる。中学校に入学する頃に父親の影響でギターを弾き始め、高校ではバンドをいくつか結成。ギターボーカル・リードギター・ベースをそれぞれ担当し、ドラムを始める。 その後、多摩美術大学に入学。在学中の授業にてDTMや写真などに興味をもち、音楽制作や写真展などを始める。展示スペースや舞台、アニメーション作品のBGMを制作しながら、ドラムやギターボーカルとしてバンド活動を行い、オリジナル楽曲を演奏し始める。卒業後はデザイン事務所に入社し、現在は独立。デザインと音楽の両方の分野で幅広く活動中。 全楽曲の作詞・作曲・編曲をはじめ、録音楽器は自ら演奏し、レコーディングやミキシングなどの作業は一人で行っている。作品のアートワークも手掛け、紙ジャケットのCDは手作り。宣伝は主に猫の妖精「アイク」が担当している。
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