Lyric

雨が上がりそうな日の午後は

虹を見つける旅に出かけよう

青く澄んだ瞳の奥まで

靴紐を結び直していこう

赤く燃えてる陽は

水面に揺らされて

目が覚める頃には

月に変わるよ

今も思い出す夜は

星が降らない夜に君は去った

あたたかい風の吹く夜だった

誰かから噂で名前を聞けばいつも

街角で見つけたあのイヤリング

君に似合うかななんて思った

そこで流れていた

君の好きだった歌

“雨が上がっていくよ

虹をさがして”

空が高く見えた日の午後は

あの景色を見たくて歩いた

入り組んでる道を

抜けた先にきっと

見上げた星空が

今度会えたら

そんな空の下で

星が降らない夜に君は去った

やわらかい風の吹く夜だった

花の名前だとか教えてくれた君の

耳元で光ったあのイヤリング

誰より綺麗だなんて思った

僕が探していた

君の好きだったもの

花の形の星座

人の温もりとか

何か一つだけでも

そんなことばかり

今も思い出す夜は

帰り道見上げた星が光って

今頃になって笑ってくれた

僕に残されてた君の好きだったもの

星が降らない夜に君は去った

あたたかい風の吹く夜だった

誰かから噂で名前を聞けば今も

街角で見つけたあのイヤリング

君に似合うかななんて思うんだ

そこで流れていた君の好きだった歌

一人泣いてた夜も

声が枯れてた夜も

優しい君の嘘も全部

分かってたから

虹をさがして

今虹をさがして