歌詞

気まずそうに痣を隠す

仕草に見惚れてしまった

夏を嫌うことだけ

それだけが共通の話題だ

汚れた服も痩せた手脚も

僕には美しかった

この出会いが未来を変えるような

世界にとっては青天の霹靂で

天変地異の前触れさ

君と僕に世界が気付いてしまうよ

気怠そうに仰いでた

動かない雲を見ていた

君を付け狙うのか

僕等を引き裂こうとしていた

何もかもが僕等を

脅かすマリオネット

幽霊船を奪えばさ

実質そこではもうふたりきりみたいなもんだし

知らない歌でも歌いながら

ただそんなときをずっと過ごしていたいよ

日々の向こう側赤い点滅の向こう側

日々の向こう側君の幻滅の向こう側

この出会いが世界を壊すような

ふたりにとってほんの僅かな復讐の合図で

天変地異の序章

声は誰にも届かなかったけれど

ああ君なら何て言うだろう

新しい世界がよく見えるだろう

その特等席を君に

君の隣を僕の特等席に