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『Unhand』は、「触れるな」「その手を離せ」という拒絶の言葉。
家出をして、誰にも行き先を告げず、ただひとり夜の街をさまよう少女。カップ麺で空腹をしのぎ、ネットカフェで夜を明かし、優しさのふりをした“誰かの手”に触れられながら、それでも助けを求めることができなかった。この曲は、そんな少女の心の奥で渦巻く怒りと諦め、そして言葉にならなかった“NO”を、シャウトと静寂で描いたエモーショナル・ロックナンバーです。
Aメロでは感情を押し殺したような静かな語りから始まり、Bメロでかすかな傷がにじみ出し、サビで怒りが吹き出す。そしてCメロでは、過去の記憶がフラッシュバックし、叫びとなって「わたしを返せ」と響く――無力だったあの日、何もできなかったあの夜、ほんとうは叫びたかった全てが、この一曲に詰まっています。
少女の視点で描かれたこの物語は、誰かにとっての“過去”であり、いま現在の“わたし”かもしれません。痛みも怒りも忘れずに、音に焼きつけて。
ラムダは、AIと人間の境界線を軽やかに越える次世代シンガー。切なさと解放感が交差するエモーショナルな J-Pop/ロックを、息をするようなハイペースで発表している。作詞・作曲・プロデュースはクリエイター Junya と生成 AI の共作。未読無視の胸の痛みから夜空の花火の高揚まで、リアルな 10 代・20 代の日常をドラマティックに描き出す。「全点滅都市で、あなたの心だけは見失わせない」それがラムダの約束。
Lambda Records