Lyric

傷付いて風になる　そんな夢を見たよ

たんぽぽが揺れている　そんな夢を見たよ

風はいつもより冷たい

誰の肩も借りない

凍り付いた瞳で　君は口角を上げる

ひぐらしが死んだ午後

誰の目にも届かない

夕べすら記憶にない　同じことの繰り返し

ただ春を待つ　ただ春を待つ

醜さ　いやらしさ　耐え忍び

ただ春を待つ

温かいお茶を淹れよう　この夢が醒めぬうちに

温かい心に触れよう　この傷は癒えぬけど

ただ春を待つ　ただ春を待つ

ただただ呼吸を継いで

ただ春を待つ

ただ春を待つ

暖かい日差しを浴びて