煌めきを凌いでのジャケット写真

歌詞

amulet

musbime

きみは 何も知らない

知らなくてもいいけど

届かない声は彼方

取り残された陽炎

うだるような午後

焦がれる温度

まとわりつく記憶と影

時が経つほど 淀んでいく鼓動

すがりついた 未来は見えず

息をするように日々は過ぎて

入道雲の向こう側に消えていく

私は いつか来る将来が、だとか

曖昧でまだ形のわからないものに

漠然と退屈や不安を募らせていて

肝心の今を生きることを疎かにしていた

このまま息を止めて

この夏の終わりにすべてを

置き去りにしてしまおうと思った

となりの君はすこし考えて、

そのあと笑ってみせた

理由のわからないことばかりが溢れていて

まるで白い塀に囲まれて

ずっと息が詰まっているみたいだった

夕立の前の怠い空気

もうずっと日々はそんな感じだった

隣で自転車を引く君を

器用で羨ましくも恨めしくも思ってて

でもこの時間のあいだは

退屈も不安も忘れて

私はまだあの頃の続きを見ている

今更 何もないよな

ゆれる もがく 季節のなかで

気休めの 相槌はいらない

どこか遠くまで

それは 夕立の去った後のこと

この夏の終わりに

短めのさよならを交わして

私は 微笑む君にかける最後の言葉を

見つけることができないまま

ただ適当に笑ってみせた

曖昧の証明に意味はないことを

もう随分と前から知っているというのに

後ろに長く伸びた影を

振りほどくことができないでいて

チャイムが鳴って

それでぜんぶ終わりだった

  • 作詞者

    musbime

  • 作曲者

    musbime

  • プロデューサー

    musbime

  • ギター

    musbime

  • ベースギター

    musbime

  • ドラム

    musbime

  • ボーカル

    musbime

  • バックグラウンドボーカル

    musbime

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2026年4月、musbimeが待望の1st EPをリリース。

世界のまぶしさ。先ゆく人々。あるべき理想。

疎ましく思う気持ち。息苦しさ。俯き。

絡み合うトリプルギターのメロディと、儚さを湛えつつも確かな芯を持ったボーカルのアンサンブルが、誰しもの日常に存在する、すべての葛藤を受け止めて生きることの美しさを表現した作品。

アメリカ中西部の1990年代エモや国内の2010年代オルタナティブロックに影響を受けたサウンドで綴られた全6曲が、バンドメンバー、そしてリスナーの人生の一かけらを切り取って描き出す。

アーティスト情報

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