Lyric

それは8月の

白い夢のこと

あの子の正体は

つまんない話ならさ

この日を生きる意味もないわ

嘲るよう光る月

僕ら夜を否定するんだ

不貞腐れたその声が

クロノスタシスを刺激した

止まる5時の秒針が

やけに早すぎたんだ

消えた夏の記憶の

その存在証明は

君の声で死んでしまうから

もし夢や幻の作り出したものなら

後悔はないから

忘れてしまったよ

夏の秘密の暗号

今でも鳴り響いている

歌が

8月の憂鬱を

君が溶かしてくれた

消えそうな白い肌

その正体は少女X

くだらない話だとか

あくびをした君の顔が

日々を保つ証明と

終わったあとに気づいたんだ

「何もせずに死にたくない」

響く声 部屋にあれど

存在はまだ未確認

僕が無知なだけかもね

歪む空気がくらくら

残りは食べていいよ

だけど苦しみだけは

半分こにしよう

揺れるカーテン見つめては

君によく似た天使の

夢を見ていた

崩れてしまうよ

夏のロマンス 僕ら

脆くて美しいもの

ああ

あの夏の影が

君と過ごした日々が

確かにそこにいるの

その正体は

嘘とは愛で生まれるバグ

後悔は重ねた未来の罰

空は不可逆の生命を待つ

君は世界が壊れた証明

忘れてしまいたいよ

夏の秘密の暗号

全てはあの部屋から

ああ

かすかに聞こえた

歌声は君のそれと

よく似てる

壊してしまうから

君と過ごした愛も

忘れてしまうからさ

ああ

それは8月の

白い夢のこと

始まりの歌のこと

その正体は