Greetings from Azalea Hills vol.5のジャケット写真

歌詞

敬愛

熊谷 翔太郎

青尻時代に抱いた期待は 呆気なく裏切られた

いや裏切ったんだ そんな厳しさに俺は未だ甘えてる

明らかな感覚 友との格差

想定して散々覚悟してたはず

寂しさと情けなさが想定を上回ってんだ

明日の死をまだ知らない頃 夕飯時、急な父の報告

「100 歳まで生きる」「そうか、頑張れ」とテキトーに応答

成功した禁煙 何度かの出世 それがすげえって事最近分かって

本気で命が惜しくなるものを見つけてた

リュックサックのどこ探しても

死にたくない程手放せないものはまだ無い

幼い頃当たり前に描いた家族

夜な夜な一人で作る手巻きタバコ

バカな話 バカ笑い くだらな過ぎて他所じゃ出さない

呂律も頭も回らない 本当の素面がそこにはあった

零した笑みや愚痴が若者に見せる

何十倍も厚みがある人生

いつかこんな夜が待っているなら

長生きも悪く無さそうだ

道徳心を忘れた大人たち

飛び交う的外れな言葉狩り

タイムカード外の奴らの立ち回り

目を疑うことばかり

そんな最中 とある酒場

半世紀越えの遙か先輩方

メリとハリが共存する様は

俺が引き継ぎたい姿だ

老眼や白髪は生を貫いた功名

曲がった腰は時代を支えてきた証拠

一挙手一投足が俺にとっては指導書だから

心配要らない 五感の全てで盗ませて貰うからさ

バカな話 バカ笑い くだらな過ぎて他所じゃ出さない

呂律も頭も回らない 本当の素面がそこにはあった

零した笑みや愚痴が若者(俺たち)に見せる

何十倍も厚みがある人生

いつかこんな夜が待っているなら

長生きも悪く無さそうだ

掻き込みたくなる やけ酒定食

たちおよぎが似合うままでいよう

成長スタイルは常に like a 赤ん坊

まずは一息つけばいい Bless for you

バカな話 バカ笑い くだらな過ぎて他所じゃ出さない

呂律も頭も回らない 本当の素面がそこにはあった

零した笑みや愚痴が若者に見せる

何十倍も厚みがある人生

いつかこんな夜が待っているなら

長生きも悪く無さそうだ

そう言わせるような 爺になりたいんだ

  • 作詞

    熊谷 翔太郎

  • 作曲

    熊谷 翔太郎

  • プロデューサー

    Changie

  • レコーディングエンジニア

    Changie

  • ミキシングエンジニア

    Changie

  • マスタリングエンジニア

    Changie

  • ギター

    熊谷 翔太郎

  • ボーカル

    熊谷 翔太郎

Greetings from Azalea Hills vol.5のジャケット写真

熊谷 翔太郎 の“敬愛”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

東京西部にある「つつじの丘」。電車で新宿から20分ほどで着くこの街には、どこにでもよくある 家や商店が軒を連ねている。そんな「つつじの丘」の駅の近くに、小さく古びたライブバーBlessがある。慌ただしく一日が過ぎ、夜の帳が降りる頃、いつもの顔ぶれが店に集まる。客の職業は便利屋から大企業の重役まで、年齢も成人したてから古希間近まで、色んなところからやってくる。バーのオーナーのChangieは、音楽業界で40年生き抜いた大ベテラン。毎晩常連客は、自分の大好きな音楽をやりにくる。演歌からロックンロールまで、曲のジャンルも様々だ。夜ごと繰り広げられる即興演奏やバカ騒ぎの中から、このコンピレーションアルバムは生まれた。Bless Records Tokyoプロデュースのこれらの収録曲は、特別な、よそ行きな夜を記録したものではない。古い木製の扉を開けて店に入り、すでにグラス片手の顔なじみの輪に加わり、いつものように耳を傾けるとき、聞こえてくる音。それがこのアルバムには息づいている。

アーティスト情報

Bless Records Tokyo

"