Lyric

蕾を抱えた三月は

上を向いてそっと歩こう

小さなぬくもり見失わぬように

いつか散る仇桜

だからこそ 美しいとか

生命に同じことは言えないや

言いたくないんだ

悲しみに咲く一輪花

背伸びして触れてみた花びら

幸せを履き違えた

そんな傲慢な毎日に

焦燥

葛藤

幻想

妄想

すべて抱いて

苛立ってしまった

独り、桜木の下

ほら青空、桜咲く花びら

つのる想いも、いつか散りゆく

散ることを知って咲く花びら

すくいあげて風にさらわれて

それでも

雨にも負けず

風にも負けず

精一杯に咲いている

だから、美しいんだ。

満開に咲いた四月は

前を向いて凛と歩こう

確かな自分見失わぬように

いつか咲く桜花

だからこそ 大事にしたいんだ

何気ない毎日を

抱きしめていたいな

喜びに咲く花仕舞い

手を伸ばせば届く花びら

滴り落ちる雫に

歪む歪な世界

限界

上等

劣等

激昂

今あるものを指折り数えて

独りじゃないよ初桜

Na na na na

Na na na na

Na na

また一つ

Na na na na

Na na na na

Na na

また二つ

Na na na na

Na na na na

Na na

あの約束、思い出も全部

時が廻りいつかは散りゆく

忘れ去られるこんな毎日を

いつかは散ってゆく生命を

どれだけ愛せるだろうか

ほら青空、桜咲く花びら

つのる想いも、いつか散りゆく

散ることを知って咲く花びら

すくいあげて風にさらわれて

それでも

雨にも負けず

風にも負けず

精一杯に咲いている

だから、美しいんだ。

そうやって

生きていくんだ。

桜が散った五月は

足元を見てそっと歩こう

この場所でまた会えるように