遠く霞んだ眠りの谷間を彷徨っているまま
読みかけの小説を畳んだ午後
「優しいね」と降りかかる全てを受け入れた君が
慰めるようにいつも呟いてた
解けてくセリフと戻れない景色と
悲しみの奥で 今も見えているけど
望まないことにも慣れていく僕は
1つの場所へと 向かっていると思うけど
「不確かさこそ美しいの」と
救いを差し伸べてくる君
その優しさに寄りかかるように
願うことを諦めないでいて
暗い路地裏 照らす木漏れ日が眩しく思えた
戯けるように偽る
変わらないな
解けてくセリフと戻れない景色と
悲しみの奥で 今も見えているなら
気付かない優しさと 気付けない愚かさ
虚勢を育てていた
ずっと この世界と騒いで 笑っていようね
月のない夜を歩いていくと決めた日から
きっと 間違いと正解の間に浮かぶ
小指と小指で結んだ
答えのその先に
- Lyricist
Saccharo
- Composer
Saccharo
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Moonless Night
Saccharo