歌詞

夕闇に 煙る凪

よぎる彼（か）の姿

七つ時（どき） 慟哭（どうこく）は

光る血があせて

水しぶき　春の日を　恋焦ぐ待ち人

思い出だけ紡がないと　あぁ消えた

あの海も風も太陽も　全て塵（ちり）と消し去った

もう一度 あのときに　もどして

返せ 青春カタルシス

不可逆な時間（とき）を嘆き憂（う）れ

なにもかもを舞台で踊り笑うピエロ

もしもう一度会えた日に手向（たむ）ける言葉があるならば

離れられない　教えて

まとわりつく感情　まだ好きなのよ

はじまりは終わりでしょ？

言葉の綾（あや）だね

始まってもいないのものに夢見る

散々私から奪い去り

祈る 葬（ほぶ）る 魂を

あげない　わたさない　こころは

放て 青春カタルシス

私はもう自由の身なの

なにもかもを舞台で踊り笑うピエロ

もしもう一度会えた日に貴方の前に立てるならば

この刃（やいば）を つきつけ

おかしくなるぐらい 切り刻むから

ねぇ早く　こっちに　おいで　遊ぼう　ずっと　苦しいよ

返せ　青春カタルシス　過ち繰り返す

エリカのように孤独でそこで咲き続ける

放て　青春カタルシス

海辺 風が吹き 陽が照らす

なにもかもを一人で

強く乗り越えて

過去を殺（あや）め

悦びに舞う

Ah カタルシス