

微睡む朝日の中で
ふと浮かんでいたメロディー
もう少し眠りたいけど
忘れてしまうから
枕もと スマホを取り出し
とりあえず録音をして
もうすこし眠っていよう
また起きたらパソコンつけるんだ
二度寝の寝起きに取り出す
今朝浮かんでいたメロディー
あれ こんな感じだったかな
あんまり覚えてない
あれ こんな筈じゃなかったのにな
もっとイイ感じだと 思ったんだけど
あの朝に聞いた このメロディーは
煌びやか 伴奏付きで
アレンジも浮かんでいたのに
あぁ どうすれば
もう一度聴けるかな
たった一度だけ聞いたメロディーひとつも
消えてしまうなら
ここに遺すんだ
せめて 僅かでも
あった証を
微睡む朝日の中で
ふと思い出した 思い出
もう いつのことだったかな
あんまり覚えてない
懐かしい景色が浮かび
取り出したUSBを
もう一度開いてみたら
懐かしい人たち
あぁ どうすれば
もう一度会えるかな
たった数年の 交わした言葉や想いも
消えてしまうなら
せめてこの時間くらい
浸りたいな いつかの思い出へ
Yeah…
またいつか
もう一度会えるかな
あの時一瞬に聞いたメロディーひとつも
忘れたくはないから
歌を作るんだ
いつか思い出すように
このメロディー
歌おう この歌が遺るなら
たったいくつかの音声データの中で
永遠に生きていてと
ここに遺すんだ
また いつか会おう
さらば メロディー
Wow…
- 作詞者
YUKIOTOKO
- 作曲者
YUKIOTOKO
- プロデューサー
YUKIOTOKO
- レコーディングエンジニア
YUKIOTOKO
- ミキシングエンジニア
YUKIOTOKO
- マスタリングエンジニア
YUKIOTOKO
- グラフィックデザイン
YUKIOTOKO
- ギター
YUKIOTOKO
- ボーカル
初音ミク
- バックグラウンドボーカル
初音ミク
- プログラミング
YUKIOTOKO
- 合唱 / コーラス
初音ミク

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さらば、メロディー (feat. 初音ミク)
YUKIOTOKO
2024年11月9日投稿。
自身の音楽と作曲にかける情熱に限界がきたことを感じつつも、PCに残された未仕上げのプロジェクトの中に、これだけは完成させたいと思えたデータがあった。これが最期でも構わないという想いで制作された一曲。
爽やかさやを感じる、軽やかでシンコペーションの効いたギターリフにのせて、喪失や郷愁の念を綴る。
アーティスト情報
YUKIOTOKO
概要: 雪男(YUKIOTOKO)は作曲からレコーディング、エンジニアリングと動画制作までを個人で行なっているアーティスト。 好んで制作するジャンルは主にROCK, EDM, Trance, Ballade, POPSなどである。 ギターとピアノの演奏、ボーカルを担当し、他は全て打ち込みで制作している。 201X年〜2024年までは、VOCALOIDやUTAUのシンガーを起用した作品を制作していたが、現在は更に自身をボーカルとして楽曲制作を行なうようになった。 デビューシングルは2024年11月22日にリリースのAwaken(セルフカバー曲)。 来歴: 12歳の頃、友人と当時の担任の教師の影響でアコースティックギターを始める。 不登校や引き籠もり、高校の中退等、荒れた少年時代を過ごすもコピーバンドやエレキギターの演奏に明け暮れつつ、音楽の理論に興味を持ち、18歳の頃から電子ピアノでクラシック曲を学ぶ。 当時の携帯電話のガラパゴスケータイで、着信音を作るアプリにはまる。 その頃の活動名がYuki◇。四角は自身が男であることを付け足したかったもの。 22歳にて音楽の専門学校に進学し、ボーカルや音楽理論、作曲やDTMを主に学ぶ。 当時から、名もなきボカロPとして初音ミクなどをシンガーに起用した自作の楽曲をいくつかのサイトにアップロードしている。 のちに自身をシンガーとしたアーティストとしても活動するようになる。 さいごに: 一つ一つの曲が新鮮な、時に刺激的な特徴を持つようにと工夫を凝らしつつ、自身がこれまで親しんだ音楽への想いを馳せながら日々創作活動を行っています。
YUKIOTOKOの他のリリース
初音ミク