歌詞

郵便のバイクの音が聞こえて

朝の訪れを知らされる

今日がまたはじまる

その前に、少しでも眠ってしまおう

始発の電車がきて響く

警報音が耳を刺して揺さぶった

今を生きてると言わんばかりの

心臓の音が一際鳴り渡る

お願い、頑張れと言わないで

もうこれ以上、強がりでいられない

となりでただ聞くだけでいいからさ

あとちょっとの甘えを今は許して

気づけば辺りが暗くなって

独りの夜に辿り着く

今日がまた終わる

その前に、誰かと少し話がしたかった

スクロールする指が止まらない

誰かを永遠に見つけられない

時間だけが過ぎては思い知らされる

そうしてまた朝を迎えに行く

お願い、仕方ないと言わないで

分かっている、どうしようもないことくらい

それでも呑み込めずに彷徨っている

この想いがいつかきっと昇華するように

お願い、諦めて終わらせないで

どんなに思い詰めたっていい

泣けばいい、怒ってもいい

立ち止まったっていいよ

だから適当に片付けないで

これ以上、頑張れとは言わないよ

もう十分だ。こんなにも悩んでさ

誰にも分からなくてもいいから

今を、自分を、認めてあげよう