

あなたの声が風に溶けて
空に馴染む頃
私の季節は色を落とす
日常の隅に置く気配と甘いジュース
置き忘れちゃったね
また明日
ねぇ、どうにもなると笑う
そんな光にほどけた表情は
今の私には儚くて
こんなにも尊いものなのね
名乗り損ねたまんま言葉
唇の端で溶けていった
思い出す事はなくて
それでもほんと苦しくなる切なくなる
あなたに会いたくてここまで来たのに
冷たい音が響くから耳を塞いだまま
電柱の隙間の猫に聞いた
わたしは本当にここにいてもいいかな
答えがないのはもちろん知っていたけど
もうすぐ星の迎えが来て
朝の言葉も紡げなくて
どうして私はこんなにも
疚しさばかり残しちゃうの
名乗り損ねたまんま言葉
唇の中で噛み締めた
いつも通りまた明日
静けさだけを残してきた
流れゆく季節に取り残されないように
あなたはあなたでいられますように
- Lyricist
Enishi Sazanami
- Composer
Enishi Sazanami
- Producer
Enishi Sazanami
- Vocals
HATSUNE MIKU

Listen to Shinryaku (feat. HATSUNE MIKU) by Enishi Sazanami
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Shinryaku (feat. HATSUNE MIKU)
Enishi Sazanami