doukasennzerome-toru Front Cover

Lyric

kioku

otsu

何もかもが褪せて 遠くでまどろむ

雨上がりの匂いも君の横顔も

何故か消えないから そのままにしてる

記憶の中

夢のような記憶の中

土埃の風 廊下の窓が開いてる

君は呼んでた 僕の名前を

帯びた熱の温度 気付かれないように

あの場所には

二人以外何もなかった

広がりそうな思想が理想だ

消えたほら 足跡は儚いと学んで

街が暮れるまで坂の上から見ていた

変わり続けてく色

あれからどれだけを忘れていったか

残しておきたいものばかりだろうか

時折覗いてみればさ

無様とか愛とか思い出すのさ

誰もいない夜の公園の隅の

電灯の下の消えそうな想い

掴んだままで 逃がさないように

掌に染み込ませてゆくように

今更 覚えてるはずのない事が

知らないうちに歌になった

揺れた長い髪 重なる影 水たまり

声にならない声が

あれからどれだけを忘れていったか

残しておきたいものばかりじゃないな

時折覗いてみればさ

無様とか愛とか思い出すのさ

歯を食いしばれるほど

悔しがっていたかな

涙を流せるほど

必死にやってたかな

夢に甘えて 自分に負けて

君が好きで

許されていたのだろうか

  • Lyricist

    kouhei nishida

  • Composer

    kouhei nishida

doukasennzerome-toru Front Cover

Listen to kioku by otsu

Streaming / Download

Artist Profile

"