明日はお祭りの日
何だか落ち着かないの
隣町の神社の 境内の縁日
彼女の手を引いて行こうか
ついでにお詣りにも行こうか
それを電話で伝えたら
彼女はいいわねと言った
明日はお休みだから
きっとすごく賑わうわ
先にお詣りだけでもと
急行に乗ってやってきた
彼女は最後の恋を祈る
目を瞑り手を合わせて
長いこと時間をかけて祈る
僕はそれをずっと見ていた
少し冷たくなった手を
握りしめたんだ
早いものね あれから
どれくらいの日々が過ぎて
幼き言葉も今では
砂に埋もれてしまったけど
路地を埋め尽くす笑い声
鮮やかな金魚達
華やいだ街並みを
走り抜けてく二人
覚えてるよ
彼女は最後の恋を祈る
目を瞑り手を合わせて
長いこと時間をかけて祈る
僕はそれをずっと見ていた
少し冷たくなった日々
握りしめたんだ
- 作詞
noribooooone
- 作曲
noribooooone
pygmy with bitter ends の“縁日”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
暗夜航路
pygmy with bitter ends
- 2
賢者の足音
pygmy with bitter ends
- ⚫︎
縁日
pygmy with bitter ends
- 4
モーニングレビュー
pygmy with bitter ends
- 5
恋をした風来坊
pygmy with bitter ends
- 6
フランスパンの唄
pygmy with bitter ends
- 7
木と鉄
pygmy with bitter ends
- 8
掌にはミュージック
pygmy with bitter ends
- 9
残人歌
pygmy with bitter ends
- 10
悲しみトランペット
pygmy with bitter ends
- 11
OLD YEAR END
pygmy with bitter ends
我らが「ビタエン」ことpygmy with bitter endsが3枚目のアルバムにして、本っ当にとんでもない作品を届けてくれました。元来、ユニークな高い音楽性と文学的な詩に定評のあるバンドですが、数多あるひねくれポップバンドとは次元の違うスケールで、全く新しいレベルの音世界を作り出すことに成功しています。チェロを大胆に導入し、BLURの名曲「tender」を思わせる和製ゴスペル(ライブで号泣者多数)『暗夜航路』、ipod世代をモチーフにしたファンキーで叙情的な名曲『掌にはミュージック』ギターロックの王道であり、まさにライブでのアンセムである『モーニングレビュー』、ダブサウンドと叙情的ロックそしてクラブサウンドの融合に成功した『縁日』、バンドの中心人物であるnoriboooooneの亡くなった友人に対する鎮魂歌である『残人歌』、万人の胸を締め付けるであろう隠れた名曲『OLD YEAR END』。そしてプロツールスの普及によるデジタル全盛の音が溢れる中、あくまで温かみのあるサウンドを目指し、アナログにこだわったサウンド。まさに名曲のみで構成された渾身の全11曲。音楽の持つ役割が細分化されていく中で、こんな普遍的な作品が産まれたのはまさに奇跡です!! 是非ご一聴を!!!
アーティスト情報
pygmy with bitter ends
ピグミーウィズビターエンズ、通称『ビタエン』。vo&gの詩人noribooooone(aka.PG ex.GQ06)を中心に2004年春に結成。Miss obone(tp&chorus/ex.イルカ団)、watabone(bass/ex.イルカ団)、sabone(drum / 24000Z)、スパイシー鈴木(g/ex. upper nile square)、die-bone(org / ex.BRANCO)の6人組。主に下北沢や渋谷など都内を中心に幅広くライブ展開中。ソフトロックの持つ芳醇なメロディと、ポストロックの持つ耽美的な美しさ、エモーシャナルな激しさ。そんな切なさと希望を胸一杯に詰め込んだ音楽が特徴。どこか人懐っこい音楽性とほんのり泣けるメロディ、在りそうでなかったアレンジは老若男女問わず、広い範囲で多くの中毒者を生んでいます。2005年11月に発売された1stアルバム『the universe in the pocket~ポケットの中の宇宙~』は各方面からベストアルバムと絶賛されました。そして2006年10月には初のアコースティック作品集となる2ndアルバム『Bitter acoustic & Small songs vol.1』をリリース。そして2007年11月には3枚目となる壮絶なアルバム『KILL BLUES』をリリース。現在、走るというより早歩きで順調に活動中です。ポップなセンチメンタルカントリーグラフィティ。もしくは御伽草子的郷愁20世紀少年。ジャンプというよりサンデー。そんなアティテュードを持つ希有なバンドです。皆さんも一緒に早歩きしてみませんか?
pygmy with bitter endsの他のリリース
Hooky Records