Lyric

サヨナラのカンツォーネ

あの頃の私のことを

見つめているだけの

情けない

今更か

傷つかないだけの過去が癒す幻想に

サヨナラを。

いつから慣れた

弱いままで

情けなくて

受け入れたフリだけ

「諦めないで。」

そんな言葉聞き飽きたの

誰といても心だけ独り

傷つきたくない

傷つけたくない

だから誰もいない世界へ

あぁ、なんて不幸せ。

あぁ、本当はそう。

愛されたいだけなの。

あぁ、それだけでいいの。

サヨナラのカンツォーネ

あの頃の私のことを

見つめているだけの

情けない

今更か

傷つかないだけの過去が癒す幻想に

サヨナラを。

見つからないよ。

生きる意味も、消える意味も。

私はどこにいるの？

寒空の下 独りきりで震えながら

吐息に混じる 冷たい [記憶]

「噓つきなんじゃない？」

「ロクな奴じゃない。」

誰も彼も好きなことだけ。

あぁ、何を知ってるの？

あぁ、本当はそう。

素直に生きたかったの。

嘯いて生きてての。

サヨナラのカンツォーネ

どれだけの噓を並べても

心見つからないよ

仕方ない？ 嘘つきね

気づかないフリをしてても

騙すことなんて

ムリなのに。

[これから]を生きててよ

[孤独]を愛すの？

[いじっぱり]はやめないの？

涙ぐむ君を見て

やっと気づいたの。

私は[ここ]で生きてくから

サヨナラのカンツォーネ

あの頃の私のことを

見つめているだけの

情けない

今更か

傷つかないだけの過去が癒す幻想に

サヨナラを。