リリース日: 2026/08/15
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「陶器のカデンツァ」は、目的を失った貯金箱を割り、二人の約束の残りを自分の音に替えていく春先の朝を描いたミディアムテンポのシティポップ。
棚の上で三月埃をかぶった猫のかたちの陶器、畳に広げた朝の新聞紙、金槌の乾いた一撃、破片の間の百円玉、そしてお茶の水で選んだ中古のターンテーブル――行き先のない重さが、自分の部屋を満たす最初の音へと変わっていく心象風景を映し出す。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、形だけの約束を飾り続けるのでも過去を責めるのでもなく、戻せないものの使い道を自分の側で決め直す大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、レコード、部屋の空気、春の坂道を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
一度ためらい、二度目で振り下ろした金槌の乾いた音とともに、春が始まる。
破片は朝の新聞に包み、中古の盤に針を下ろして、傷の音ごと部屋が歌いだす――そんな静かな再生を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
nanayon music