滅私奉公のジャケット写真

歌詞

老いが老いを潰す

Kine Lune

「重い」と呟き 膝が折れる 抱き上げたあなたの 骨の感触

助けを呼ぶ声は 壁を越えず ただ二人だけの 密室に沈む

愛があったはずの その場所で 今はただ憎しみと 疲労が爆ぜる

震える指先が あなたの喉に 触れそうになるのを 必死に止めた

「早く死んで」と 心で叫ぶ そんな自分を 殺したくなる

老いが老いを潰す 支える腕が 牙に変わる 悲劇のカウントダウン

どちらかが消えなきゃ 終わらないなら いっそ二人で 泥に沈もう

台所の床 倒れたままの 椅子を直す 気力もない

「ごめんね」と泣く あなたの声が 私の最後の一線を 踏み潰した

老いが老いを潰す 優しさなんて 重力の前に 無力なガラクタ

握りしめた手は 愛じゃなく 道連れにするための 合図だった

夜が明ける 動かなくなった 二つの影が 重なっている

おやすみ これでやっと 誰も重くないね

  • 作詞者

    Kine Lune

  • 作曲者

    Kine Lune

  • プロデューサー

    Kine Lune

  • ボーカル

    Kine Lune

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