Lyric

あなたは強い子ね

その言葉と一緒に

壁にも気づかずに

まっすぐ進んできた

静寂が耳を刺して

闇の夜駆け抜け

呼吸を止めたかった

どんな理不尽な

世間の声に

縛られずに自分の力で

大きな扉開けてもいいの

その向こうに

淡い　虹が　暗闇を切り裂いた

黒が白になった

表裏反対の新たな世界

小さな柔らかいその手

指を握りしめる

もう1人にならない

咲き誇る花びらが散ることのない場所へ

散ってしまうと

知っているから

ひらけばひらくほど

花びらが悲しくて

怖くはないよ人間ってほら

大きく開いて　蕾にもどる

生まれ持った子の遺伝子と共に

また芽を出す

見えない絆で

深く繋がっている

種が芽を出して

あたたかなその光浴びるように

未だ開かない君の目

この世界覗いている

生まれた先に起こる

柔らかな出来事に

気づきもしないままで