歌詞

水たまりの跡をなぞって

明滅する信号の下

忍び足で夜を抜け出す

踏切は僕らの国境線

警報が止んだら会えるから

僕ら行くんだ秘密の場所へ

ねぇ遠く汽笛が響いたら

「追手が来たね」なんてふざけて

はにかんだ君は夏のまぼろし

二人はきっと蜃気楼の中で…

星の見える丘に着いたら

君と僕はひとつのジュースを分けて飲むんだ

肩寄せ合って

季節外れの雨が続いて

雨の日に聞く歌が少しだけ増えたんだ

君のおかげで

なぁ君よ 笑わずに聞いてくれ

もしも僕が死んでしまったら

一度だけ僕を想って泣いて

そしたらもう二度と泣かないでおくれ

草原に僕らは寝転んで

夏の暑さをうらんだりしながら

恋を 恋をしようよ