事戸を渡すのジャケット写真

歌詞

事戸を渡す

See You Again

嗚呼――

月が滲む夜に

運命は音もなく裂けていく…

紅を引いた指先で

最後の嘘を隠したね

灯り揺れる石畳

並ぶ影は離れていく

「大丈夫」なんて言葉ほど

悲しく響くものはない

触れた温度 残したまま

あなたは空を見ていた

風が鳴いた

鳥居の向こう

戻れない恋だと

心だけが気づいてた

あなたが放った

「さよなら」が

胸に刺さり

夜を裂いていく

愛していた

愛していたのに

言葉ひとつで

事戸を渡す

もう二度と

戻れないまま――

鈴の音だけ遠く響く

季節外れの祭り道

思い出ばかり鮮やかで

涙だけが色を失う

優しい人でいたことが

今では少し苦しいよ

忘れることが救いなら

なぜ胸は覚えてる

月は静かに

雲へ隠れて

終わりゆく恋へと

白い息を落としてた

あなたの背中

追いかけても

届かなくて

夜に溶けていく

愛された日々

消えないままで

この恋だけが

黄泉へ堕ちる

振り返れば

涙の向こう

「さよなら」がまだ

胸を叩く

嗚呼――

恋とはきっと

事戸を渡す儀式

月明かりの下

閉ざされた扉に

私は今も

名前を呼んでいる…

  • 作詞者

    See You Again

  • 作曲者

    See You Again

  • 共同プロデューサー

    See You Again

  • ボーカル

    See You Again

事戸を渡すのジャケット写真

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    事戸を渡す

    See You Again

『古事記』に登場する“事戸を渡す”という神話的概念をモチーフにした、
和風シネマティック・ダークラブソング。

“事戸を渡す”——
それは、言葉によって境界を閉ざし、
もう元の世界へ戻れなくなる別れの儀式。

月明かりに滲む涙、
鳥居の向こうへ消えていく背中、
そして「さよなら」の一言で引き裂かれる運命。

和楽器の静かな余韻と、
切なく広がるシネマティックサウンドに乗せて、
戻れない恋と、黄泉へ沈んでいく愛を描いています。

恋とはきっと、
“戻れない場所へ渡ってしまう儀式”なのかもしれない——。

神話と現代の感情が交差する、
儚くも美しい和風ラブバラード。

アーティスト情報

  • See You Again

    See You Again. 「また逢えるその日まで――」 See You Again.は、叶わなかった青春の続きを歌う5人組バンドです。 放課後の教室。 帰り道の夕焼け。 文化祭のステージ。 夢を語り合ったあの日々。 誰にでもある「忘れられない時間」と「大切な人への想い」。 大人になるにつれて少しずつ遠ざかっていく記憶を、 音楽という形で呼び覚ましたい。 そんな想いからSee You Again.は生まれました。 楽曲のテーマは、恋愛、別れ、再会、友情、そして人生の中で出会う様々な感情。 今はもう会えない人。 伝えられなかった言葉。 叶わなかった夢。 それでも前を向いて歩いていく人たちへ向けて、 切なさの中にも希望を感じられる音楽を届けています。 どこか懐かしく、 だけど新しい。 バンドサウンドを軸に、 ポップス、ロック、バラード、シネマティックサウンドなど、 ジャンルにとらわれない楽曲制作を行いながら、 一曲一曲に物語を込めて活動しています。 「もし、あの頃の続きを歌えるなら――」 See You Again.の音楽は、 そんな誰もが胸の奥に持っている記憶へそっと寄り添います。 あなたの思い出の中に、 いつか大切な一曲が見つかりますように。

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