歌詞

さざめ泪は渇いて

うたかたの日々を思う

暁の瞬きも

まぶたの中に浮かべて

幼まどろみに母を

うやむやに夢に溶かし

あまつさえ流れつけば

このまま

さんさらしゃらりらら

忘れてしまうまで

もうここにいよう

あの日の祈りは脆く

ただ父の背中に問う

認めた詞のあまたは

熱夜の降り止まぬ雨

鉛の身体の腕

手のひらの指の先

凹凸のその紅

重ねて

さんさらしゃらりらら

思わず触れたら最後

攫われて

さんさらしゃらりらら

忘れてしまうなら

もうここにいよう

さざめ泪は渇いて

うたかたの日々を思う

暁の瞬きも

まぶたの中に浮かべて

鉛の体の腕

手のひらの指の先

凹凸のその紅

あとはしゃらら