雨のおと #2+のジャケット写真

歌詞

ひとしずく

クチサキ

ぽつりとぽつりと零れ落ちて

名前のついた瞬間は

どれほど短いものでしょう

自然に落ちるひとしずくに

呼びかけてもう音が鳴る

ただ景色に溶けていくことを

終わりの見える片道を

誰かの涙と重ねるのなら

優しく笑う音でありたい

ざらりざらりざらりと溢れ出して

煙のような連続は

どれだけ痛いことでしょう

硝子を叩くひとしずくは

点と点とで混ざりあう

ただ雲を解いていくままに

陰りを残す街並みに

誰かの代わりに歌うのなら

朝日に笑う歌でありたい

風の吹き方に押されるまま

手綱を放した世界で

せめて悲しげなひとしずくを

枯れる愛にはしない

ただ浮かんだ空を探しても

覚めない夢を望んでも

虹の綻びは掴めないから

相合い傘の似合うあなたへ

あなたに雨が降れば

奏でさせて

  • 作詞

    クチサキ

  • 作曲

    クチサキ

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Artwork by 4696

アーティスト情報

INNNI

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