はなれてはぐれる白い傘に
どうして手招きされるように
はねる滴が水彩みたく
あざやかに咲いた光彩まとう
ながれてきえた白い傘は
遠くへ空が流れたように
だまされた頃にはどうどう巡り
ごまかした花の香りに惑う
思わずふれた水鏡
冷たい嘘をすくって
たまらず心妬きついて
焦らすように遊ぶまばたきに
継ぎ目を裂いても赤くゆらゆらまだ
留める手は繋ぐ証
しらない二人で歩いていく
夢まで忘れてしまうまで
待てなくて影をさがす
かき消えてなくなれば
望むように描けても
それなら悶えていたい
ちらつく光景うすい雨模様
季節をかぞえても淡くさざめく朝
求める手はゆがむままに
かさなれば最後こわれていく
夢だと聞かせて逃げだして
つまずいて爪を立てる
また色を打ち塗れば
くりかえし描けても
白い傘が浮かんで
いつか忘れてしまうのが
こわくて影をたどる
かき消えてなくなれば
望むように描けても
それなら悶えていたい
- 作詞
クチサキ
- 作曲
クチサキ
クチサキ の“白い傘 (置傘)”を
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- 1
傘を忘れた
クチサキ
- 2
心残り
クチサキ
- 3
あんね
クチサキ
- 4
冷たい人
クチサキ
- 5
遊び
クチサキ
- 6
傘を失くした
クチサキ
- 7
情景模型
クチサキ
- 8
要らない
クチサキ
- 9
雨のうた
クチサキ
- 10
喧しい
クチサキ
- 11
あめざいく
クチサキ
- 12
酸性雨
クチサキ
- 13
雨と迷子
クチサキ
- 14
ひとしずく
クチサキ
- 15
白い傘
クチサキ
- 16
明日の予報
クチサキ
- 17
喧しい (置傘)
クチサキ
- ⚫︎
白い傘 (置傘)
クチサキ
- 19
傘を忘れた (置傘)
クチサキ
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Artwork by 4696