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Lyric

fairytale-reality

Great detective Sanagi

想像上の生き物

ふくらんだ夢

たたいてはじけた

サンデーナイト止めないで

悲しい夢 終わらせて

何回だって生きるわ

それは繰り返される stupid

晴れた空ちょっとまぶしい

向かい風うっとうしい

こんなときに限って

こらえてるもの逆撫でしないで

あたまのなかのわたしが

ほんとうのわたしだったら

もっと ちゃんと

生きた心地がしてた?

想像上の生き物

ふくらんだ夢

たたいてはじけた

サンデーナイト止めないで

悲しい夢は 終わらせて

閉じた目を開ける

それは吹き返してる stupid

  • Lyricist

    Great detective Sanagi

  • Composer

    Great detective Sanagi

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    fairytale-reality

    Great detective Sanagi

「今日の私は、夜眠りについたらさよなら。」
「明日、目覚める私は、もう別の人。」
そうなれたらいいのに。

めまぐるしい毎日を追いかけてばかりで、もう疲れたなって思うとき。
だれかと比べてしまったり、理想の自分を思い浮かべて情けなくなったり。
どんどん追い詰められている自分に気付けなかったり。
もっと要領がよかったらなとか、
もっと人間関係がうまくできればなとか、
ぼんやり考えるうちに今日が終わってしまう。

布団の中だけが安心できる居場所になって、
そのうち布団の中でもぐるぐる考えるようになって。

眠ってもすぐに朝が来てしまう。
また慌ただしい毎日。
どんどんすり減っていく自分。
どこにも居場所がないような気がして。誰かに笑われているような気がして。
何か失敗するたびに、似たような過去の記憶がよみがえってきて。
どこからが間違いだったんだろうって、ぐるぐる考えて。

どうしてこんなに辛いんだろう。

この曲は、
毎日を追いかけるだけで精一杯になってしまった人へ、
自分でも気が付かないうちに追い詰められてしまった人へ、
一日一日を生き延びるための、ほのかな灯りになれるように作った曲です。
眠りから覚める直前に、まぶた越しに光る朝日のような、ほのかな灯りです。

「今日の私は、夜眠りについたらさよなら。」
「明日、目覚める私は、もう別の人。」
辛い思い出も、未熟な自分も、後悔していることも、傷ついた言葉も、そういうものはもう捨ててしまおう。
背負いすぎて押しつぶされるくらいなら、全部捨ててしまったほうがまだマシだ。
だからこの曲の中では、今日の自分とはその日でお別れします。
そうすれば、今日どんなことが起きても、明日の私はそれを知らなくていいから。

そうして全て捨てたあとに残るもの。
「私は私。」
きっと、生きていくには、ぐるぐると苦しむ自分の奥底に残っているものだけで、十分なのだろうと思います。
どうか背負いすぎないで、なんでも自分のせいにしないで、思い悩むことは昨日までの自分に任せて、今日は今日で生きればいい。

毎日を精一杯生きている人へ、ほのかな灯りをここで灯しています。

Artist Profile

  • Great detective Sanagi

    ちょっと浮世離れした場所で、ひっそり休みたいなぁ...ってときありませんか? 私の作品は、そのために作った、架空の居場所のようなものです。 音楽や映像なら、ただ観たり聴いたりするだけでいい。その中で誰かと顔を合わせることもない。 一人でも、一人じゃなくても、どこにいても、片手間でも、短時間で、現実からちょっと離れられる。そして戻って来られる。 架空の居場所にぴったりです。 持て余した感情や事情を手放して、ぼーっと観て聴くだけでいい。作品たちが、その重荷をちょっと肩代わりします。そして、記憶の中で小さなお守りみたいに機能してくれるでしょう。

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