Embers Front Cover

Lyric

Embers

hare_tabi

小学生の帰り道 短くなったリード

名前を呼べば いつもみたいに

振り向くと思っていた

アスファルトに残った温度だけが

やけにやさしくて

「失う」っていう意味を

あの日 初めて知った

やさしい人ほど 先にいなくなる

ばあちゃんの笑い声も

台所に残る匂いも

気づけば全部 思い出の中で生きてる

もう誰も信じないと 決めたはずなのに

もう誰も愛さないと 言い聞かせてきたのに

消えない光が 胸の奥でまだ

誰かを探してる

もう一度 愛したい

うまくできなくても

もう一度 守りたい

この手でちゃんと

残り火みたいに 小さく揺れてる

それでも 消えないまま

20代で手に入れた 帰る場所と未来

小さな手を握るたび

自分が許された気がした

30代で すべてがほどけた

音もなく静かに

理由なんて 後からついてくるだけだった

残ったのは 子どもの寝顔と

何も守れなかった自分

「宝だ」と言うほどに

胸の奥が 少し痛んだ

もう誰も信じないと 思えば思うほど

もう誰も愛さないと 言えば言うほど

矛盾みたいに あたたかい何かが

消えずに残ってる

もう一度 触れたい

怖さごと抱えて

もう一度 確かめたい

ここにある鼓動を

残り火みたいに 静かに灯る

この想い 消さないで

疑って 遠ざけて

自分から壊してきた

それでもどこかで

誰かを待っていた

強くなったわけじゃない

ただ少し 隠すのが上手くなっただけ

「失うのが怖くて 最初から持たないふりをしていた」

もう誰もいらないと 言えたら楽なのに

もう一人でいいと 思えたらいいのに

本当はずっと 探していたんだ

「大丈夫」っていう声を

もう一度 愛したい

不器用なままでいい

もう一度 守りたい

今度こそちゃんと

残り火なんかじゃなくて

まだここで燃えてる

この心ごと 誰かに渡せたら

それでいいと思えた

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