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歌詞

もののけ

小川未祐

それは世界が うまれた日のこと

うたは溢れ おどり続けていた

そこに生きる ものたちの

うつくしき叫びが 響いていた

みんな知っていた 今を生きる術を

みんな知らなかった せかいの溝

ヒトがやってきて

うたは姿をくらました

光は去りて

都会にうまれたひずみ

その獣たちは

心をさらった

神様のいたずら

いくつものヒトが呑まれた

心臓の中のかけらだけは

ずっとうずいていた

ひとりぼっちになった

その時を待ちわびて

いまだうたえ

いまをうたえ

ゆうべ夢にみた

うたのはじまり

  • 作詞者

    小川未祐

  • 作曲者

    小川未祐

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アーティスト情報

  • 小川未祐

    東京を拠点に活動するアーティスト/音楽家/俳優。 夢と現実のあわいを漂うような歌声と、深いリバーブと空間処理を施したサウンドが特徴。エレキギターやシンセ、ルーパーを使ったパフォーマンスで、即興性と物語性のあいだを行き来する。近年はコンテンポラリーダンスの身体性も取り入れ、パフォーマンス全体がひとつの詩になるような表現を探求している。

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